０４３０
薬指が痺れていたい
恋の神様が痺れを切らして怒ってるのかもしれない
早く人並みになれって
０４２９
もしかしたら好きになっちゃいけないひとを好きになった
の
かも
０４２８
あたしが咳をするのはあなたに気付いて欲しいからで
あたしが鍵にすずを付けているのはいまココにいるって知って欲しいからで
あたしが歌を唄う理由も
あたしはいまここにいるよって
０４２７
『ほわほわのスカート似合うね』
『さり気にセンスいいよね』
実際のあたしはセンスも良くなければ
棘々してて、全てが偶然の産物な訳で
今もあんたの言った言葉に腹を立てて居る訳で
常にあたしはあの子に依存して生きているみたいで
でも許されない
なんか泣きそう
０４２６
いつも嫌いな携帯電話
なぜか今日はフル活躍
でも声が聞けてよかったわ
０４２５
おじさん今後輪ではとをひいたよ
なにか紅いのと白いのが散ってる
ショックで羽がまがってるわ
あたしもなんかショックで
目が悪いのなら眼鏡を掛けなさいよ
０４２４
ばれるかなぁ？バイトっていい言い訳だと思うんだけど
とりあえず久しぶりに人間に戻ったような。
立ち読みしたり洋服見たり
でもあたしに留学する金と気力は無い
ケンタッキーが美味しかったから今日のは有りで
０４２３
不協和音 睡眠不足 携帯電話
それでも残るはこの香りのみ
あなたのピアノには誰も敵わないよ
０４２２
教室にあの子の声が酷く響く
不貞寝をして狂ったように香りを探すあたしは
ああ明日はビデオが半額の日だって
０４２１
カレンダー見るたび思う。今日っていつだっけ？
０４２０
失恋したら髪を切るって言うけど
新しい自分になるにはいい門出だったと思えばいいんだろうな
担当のあの人が可愛いよとか言ったから
あたしは自分を認めてあげた
パーマ液の中遠く遠くを求めた
０４１９
始めてみたは良いけどやっぱりまだ解らない事ばかり
次がいつかも分からないまま
眠りに就こうとする１６歳の浅はかさ
明日の美容室は混んでないといいななんて
そんなことを期待してみたり
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